絹本著色聖徳太子勝鬘経講讃図
名称
絹本著色聖徳太子勝鬘経講讃図 (けんぽんちゃくしょくしょうとくたいししょうまんぎょうこうさんず)
写真

説明
推古天皇14年(606)秋7月聖徳太子は天皇の御前で勝鬘経を講じ、三日にして説き終わった。法王定説には、その儀僧の如く諸王、諸臣などよろこばないものはなかったと伝えられている。聖徳太子が斜め右向きに座して講義され、それを囲むように山背兄王、慧葛法師、博士覚如可、蘇我馬子、小野妹子が待っている様を描く、人物の傍らに人名を書き入れ説明的になっているのが特色であるといわれる。 聖徳太子信仰が盛んになった鎌倉時代の作製にかかる。部分的に補筆の跡があるのは、「斑鳩寺記録」に宝永2年(1705)「太子自筆35才之御影修補」とあるので、この時の修補によるものであると考えられる。
所在地
太子町鵤1310-1
指定年月日
明治41年4月23日
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