紺紙金泥釈迦三尊十六羅漢像

名称

紺紙金泥釈迦三尊十六羅漢像 (こんしきんでいしゃかさんぞんじゅうろくらかんぞう)

写真

紺紙金泥釈迦三尊十六羅漢像

説明

「斑鳩寺記録」によれば、天正5年(1577)に法隆寺から十二天画像とともに寄附されたことが知られ、天文十年(1541斑鳩寺焼失後、その復興援助の一端として寄附されたものと思われる。羅漢像は禅宗の発展とともなって鎌倉時代以降中国からも伝来し、日本でも盛んに描かれるようになった。 この画像は紺紙に金泥で実に精密かつ美しい線で描かれ、保存も比較的良好である。釈迦三尊像一幅は上部に釈座像を下方左右に文殊・普賢両菩薩を描いているが、十六羅漢は一幅を四つに区分し四人ずつ描いて四幅におさめているのも珍しい。

所在地

太子町鵤1310-1

指定年月日

明治34年8月2日  

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