鵤荘牓示石(4ヶ所、5基)
名称
鵤荘牓示石(いかるがのしょうぼうじいし)
写真
福田牓示石
平方牓示石
矢田部牓示石
太田牓示石
説明
聖徳太子が斑鳩寺創建のとき、布施地として賜った方六町三百六十歩の鵤荘は、条里制をとりいれた模式的な耕地区分法によって設定されたものといわれている。後醍醐天皇嘉暦4年(1329)につくられた法隆寺所蔵の古地図によると東西・南北27条に区分され、それぞれ地字を記入して、その周辺に約12か所牓示石を設けて境界を明らかにしたという。 現在明らかにされている牓示石は4基ある。一部、原位置を移動しているものもあるが、全国的にも類例のない荘園牓示として、また条里制との関連をきわめるものとして価値を持っている。
指定年月日
昭和46年4月1日
所在地
福田牓示石
太子町鵤1026-1
平方牓示石
太子町佐用岡676
矢田部牓示石
太子町東南146-3
太田牓示石
太子町東出113-3
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