マダニに注意!
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の患者発生について
2022年6月7日と6月22日に播磨・姫路地域で2件の発生がありました。
SFTSは、主にSFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。
マダニは春から秋にかけて活動期であることから、草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入る場合には、マダニに咬まれないよう長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくするなど、感染予防しましょう。
なお、SFTSは、人から人への感染はほとんどありません。
予防対策
マダニに咬まれないようにすることが重要
- 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくしましょう。
また、虫除け剤を使用しましょう。 - 屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないかを確認しましょう。
特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部などがポイントです。
マダニに咬まれたら
マダニに咬まれたときは、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。
また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は、すぐに医療機関を受診し、マダニに咬まれたことを伝えましょう。