太子町沖代・米田地区産業用地等開発事業に伴う事業化検討パートナーに関する協定書の締結について

協定書調印後の集合写真

令和6年12月13日に太子町役場行政棟3階ホールにおいて、「太子町沖代・米田地区産業用地等開発事業に伴う事業化検討パートナーに関する協定書」の調印式が執り行われ、【ジオプランナーズ株式会社】及び【ジオニックス株式会社】が正式に事業化検討パートナーに決定しました。

今後、地域を代表する「沖代まちづくりプロジェクト推進委員会」、「米田まちづくり特別委員会」、町及び事業化検討パートナーが連携し、事業の実現化に向けた検討を重ね、本事業を推進していきます。

本協定書締結に至るまでの経緯

沖代・米田地区と(都)揖保線の延進

沖代・米田地区は太子町の南西部に位置しており、姫路市(市街化区域)に隣接しています。また、地区内すべてが市街化調整区域内にあり、農地と集落が混在したエリアとなっています。

当地区では現在、都市計画道路揖保線(県事業)が整備中であり、揖保線の整備完了により、山陽自動車道路龍野ICと姫路市中心市街地、姫路港地区を繋ぐ広域交通網が形成され、当該地区の交通利便性は飛躍的に向上します。

沖代・米田地区の懸念と産業系土地利用の検討

一方で、沖代・米田地区は少子化・高齢化による農業後継者不足や地域活力の低下が課題となっています。交通利便性向上に伴い、太陽光発電施設の乱立などによる無秩序な土地利用に伴うスプロール化(虫食い)が進行する懸念があり、広域幹線道路の沿道に相応しい土地利用への要望が高まっていました。

そういった地域の要望を受け、令和4年度より地権者の意向アンケート調査や事業手法の検討、企業立地ニーズ調査等を実施し、産業系土地利用の実現化に向けて検討し、令和6年度においては、地元地区が協力し(沖代地区、米田地区)、「沖代まちづくりプロジェクト推進委員会」、「米田まちづくり特別委員会」の地権者組織が設置され、官民連携のもと民間開発事業者による開発事業手法にて本事業を実施する方針が決定しました。

事業化検討パートナーの募集・決定

この度、「沖代まちづくりプロジェクト推進委員会」及び「米田まちづくり特別委員会」の主導で、本事業を更に加速させるため、専門的知識や技術を兼ね備え事業支援をいただく「事業化検討パートナー(※)」を募集し、プロポーザル方式にて選考の結果、神戸に本社を置く【ジオプランナーズ株式会社】及び【ジオニックス株式会社】を共同企業体として事業化検討パートナー候補に選出しました。

※事業化検討パートナーは、当該開発事業の事業化に向け、地権者の意向把握や事業採算性の検証、実現可能な事業計画(土地利用計画)の検討、誘致企業の調整など、事業の成立性について検証します。】

この記事に関するお問い合わせ先

経済建設部まちづくり課
〒671-1592 兵庫県揖保郡太子町鵤280番地1
電話:079-277-5992 ファックス:079-277-6041
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