太子町名誉町民
町民または本町にゆかりの深い人で、公共の福祉を増進しまたは文化の進展に貢献し、その事績が卓絶で世の敬仰にあたいすると認める人に対して贈られます。現在、4名が名誉町民に推戴されています。
山 田 恵 諦(やまだ えたい)
第253世天台座主
明治28年12月1日生
(1895-1994)
明治28年(1895年)、太子町に生まれる。10歳で出家し、16歳で比叡山に入る。昭和49年(1974年)に第253世天台座主に就任。昭和62年(1987年)8月3日、比叡山開創1200年を記念して比叡山宗教サミットを主催。カトリックのフランシス・アリンゼ枢機卿ら、世界の七大宗教の指導者24人が比叡山に集い、世界の平和を祈願。平成6年(1994年)死去。享年98歳。
安 田 青 風(やすだ せいふう)
詩人
明治28年3月8日生
(1895-1983)
大正-昭和時代の歌人。明治28年(1895年)に生まれる。服部嘉香(よしか)にまなび,「詩歌」をへて昭和2年(1927年)に「水甕(みずがめ)」に入社。石井直三郎,尾上柴舟(おのえ-さいしゅう)に師事。昭和21年(1946年)に長男の安田章生(あやお)と「白珠(しらたま)」を創刊、主宰。昭和58年(1983年)2月19日死去。87歳。歌集に「春鳥」「立岡山」などがあり、「太子町歌」の作詞者でもある。享年87歳。
嵯 峨 山 作 一(さがやま さくいち)
太子町初代町長
明治36年7月17日生
(1903-1983)
旧四村(斑鳩村、石海村、太田村、龍田村)の連合体であった太子町をまとめ、初代太子町長として、2期8年にわたり町政を担い、太子町の基礎を築く。神戸燐寸株式会社創業者(旧嵯峨山燐寸製造所)。
野口聡一(のぐち そういち)
宇宙飛行士
昭和40年4月15日生
斑鳩小学校出身で幼少期を太子町で過ごし、1996年宇宙飛行士に選ばれる。
2005年7月26日のミッションSTS-114にミッション・スペシャリストとして乗船・初飛行。2020年11月から米国の民間企業が開発した新型宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、通算ISS滞在時間は355日17時間56分となり日本人宇宙飛行士で最長となる。2022年6月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職。後進を育てる次のステージに進まれた。
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