町では、「和のまち 太子」を掲げ、令和2(2020)年度から令和11（2029）年度の10年間を計画期間とした、「第6次太子町総合計画」に基づき、まちづくりを進めてきました。
策定から5年が経過し、本町を取り巻く社会経済情勢は、人口減少と少子高齢社会の更なる進行、新型コロナウイルス感染症の拡大、生成AI技術に代表されるデジタル技術の急速な進歩等で大きく変化しました。
特に、新型コロナウイルス感染症の拡大は、リモート環境や非接触サービスの普及など、ライフスタイルに大きな影響を与えました。アフターコロナの時代では、イベントの開催方法や就業スタイルの変化など、新しい生活様式に対応したまちづくりが求められています。
このような中、町においては、第6次総合計画前期基本計画が令和6(2024)年度をもって計画期間の満了を迎えました。引き続き、「和のまち 太子」の実現に向けた政策・取組を継承、発展させていくとともに、今後の社会情勢を見据えた「第6次太子町総合計画後期基本計画」を策定しました。
また、長期的で戦略的な町政の運営を行うため、「後期基本計画」については、前期基本計画と同様に「第2次太子町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の方針などを包含した町の最上位計画として位置付けることとします。
本計画をよりどころに、住民と企業、町が互いに協力し、創意工夫してまちづくりに取り組んでいきます。