学校長挨拶
太子町は、兵庫県の南西部、播州平野が広がる西播磨地域の一角にあり、姫路市やたつの市と接しています。町内には、JR山陽本線や山陽新幹線をはじめ、国道2号、国道179号などの主要交通網がめぐっています。
太子町立龍田小学校は、太子町の北東部に位置し、1875(明治8)年6月に進徳小学校が創立されてから、150年目を迎える歴史と伝統ある学校です。6月25日には、150周年記念行事を行います。学校の校庭には、歴史を感じるクスノキの大木は、心地よい日陰と爽やかな風を運んでくれます。
令和7年度は、7人の新入生を迎え、全校児童98人でスタートしました。子どもたちは、笑顔がすばらしく、休み時間になると運動場に勢いよく飛び出し、爽やかな風と光を浴びながら、夢中になって遊んでいる様子は、たいへん微笑ましく感じます。学校生活を通して、子どもたちがたくましく育つとともに、自分も周りの人も当たり前のように大切にできる人になってもらいたいです。また、この一年で、子どもたちにとってできることが増え、それが自信につながり、さらに新しいことに挑戦できるよう職員一同、誠心誠意取り組んでまいります。そして、この学校が、子どもたちにとって「学びたい学校」、教職員にとって「働きたい学校」、保護者・地域にとって「応援したい学校」になるよう努めてまいります。そのためには、学校が家庭や地域とスクラムを組み、学校教育と社会教育が両輪となって進んでいくことが大切です。本年度も皆様の本校教育活動に対するご理解ご支援をよろしくお願いします。
太子町立龍田小学校長
圓 田 元 彦