学校長挨拶

 太子町立石海小学校は太子町南西部に位置し、揖保富士とも称せられる立岡山が北東にあり、西には林田川が流れ、豊かな自然環境に恵まれています。また、古代から交通の要衝として栄え、『播磨国風土記』にも「石海里(いわみのさと)」の記述のある歴史ある地域です。本校は本年度創立150周年を迎えました。6月28日には記念行事を開催する予定です。

令和7年度は、全校児童440名、教職員50名でスタートしました。「在りたい『今』と『未来』を創造するこころ豊かで自立する児童~自分のよさと可能性をみつめ、他者とともに育つ子」の育成を目標に、児童一人一人のよさと可能性を伸ばすきめ細かな指導と支援をすすめてまいります。保護者のみなさま、地域のみなさま、本校の教育活動に温かいお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

                                                                  太子町立石海小学校

西田美香子

校訓

「あかるく なかよく 力いっぱい」

学校教育目標

在りたい「今」と「未来」を創造する こころ豊かで自立する児童の育成

~自分のよさと可能性をみつめ 他者とともに育つ子~

めざす学校像

子どもたちが 「自分らしく安心して過ごせる学校」

教職員が「個性と能力を発揮して働き続けたい学校」      

保護者・地域にとって「ともに応援したい学校」

こんな児童に

夢や志をもち、自ら学ぼうとする石海っ子

多様性を尊重しあい、思いやりと寛容の心をもつ石海っ子

自他のいのちを大切にし、たくましく生きる石海っ子

こんな教師に

・教職に対する使命感と情熱をもった教師

・教育の専門家としての力量を磨き続ける教師

・子ども・保護者・地域から信頼される教師

・人間的魅力があり、子どもの心に灯をともす教師

校章の由来

  

「播磨国風土記」によると、『高徳天皇の時代(大化の改新の頃)、この里の中に百枝(ももえ)の稲が生える原野があり、難波の浦上(摂津国)から移り住んだ、安曇連百足(あずみのむらじももたり)という豪族が、その稲を刈りとって天皇に献上したところ、天皇はこの原野を開墾して水田を作るようにと命じた。百足は、同族の安曇連太牟(あずみのむらじたむ)を遣わして、遠く石見国(現:島根県西部)の農民を使ってこの原野を開墾した。そこで、この野を百便(ももたり)と名づけ、村を石海(いわみ)と名づけた。』当時の石海(いわみ)の里は、現在の太子町南部と、東は姫路市網干区から西は、たつの市御津町にわたる広域であり、この里には揖保川と林田川の両方の川から、肥沃な土砂が大量に運ばれ、稲作には最も適した土地であった。

 

この変遷を元に校章の中央は、「小」の字を図案化し川をも表し、しかも恒久の繁栄をもたらすという六角形の亀甲を形成している。その周りを“以和為貴”の教えを説いた聖徳太子の志を継承し、浸透させるため「石」を丸く描き「和」の精神を象徴する。輪郭の波形と黒点は、瀬戸内海の穏やかな波と石海地区の集落を表し、波はいつまでも尽きることなく永久に続くことから、石海の隆盛も限りなく続いていくことを表現している。

この記事に関するお問い合わせ先

石海小学校
〒671-1534 兵庫県揖保郡太子町福地422
電話:079-276-1132 ファックス:079-276-4625
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