立岡山
立岡山・御立阜 たつおかやま・みたちおか
立岡山は、太子町の中心部に位置する山で、山頂からは付近の平野の四方を見渡すことができます。「播磨国風土記」に記される「御立の阜」に比定され、品太天皇(応神天皇)がこの山に登り、四方の地を眺め、国見をしたことから名づけられたとあります。
立岡山・石蜘蛛城 たつおかやま・いしぐもじょう
弘安2年(1279)、従五位下島津左衛門大夫忠行がこの地の地頭職に補され、風光明眉・眺望絶景のこの山上に「石蜘蛛城」を築きました。
以後、天文3年(1534)、島津左近将監忠長までの14代、ここに居城したと、当時の文献に記載されています。
阿宗神社鎮座地・立岡天満宮
立岡山には、阿宗神社の前身、北の宮(一の宮)岡ノ峯八幡が祀られていましたが、文治5年(1189)この社を内山城主塩津左衛門尉義経が、自分の領地広山村に遷し、現在の阿宗神社の始まりになりました。
岡ノ峯八幡跡地には、現在、天満宮(祭神は菅原道真)が祀られています。
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