檀特山

弥生時代、山頂付近に見張り台、のろし台となる集落がありました。
巨岩 きょがん
応神天皇が四方を望覧され、その杖や沓(くつ)の跡が残るといわれています。
行道岡・黒駒蹄跡 ぎょうどうおか・くろこまひづめあと
太子行道の岡ともいいます。
山頂に十畳ほどの岩があり、その表面にある無数のくぼみは、聖徳太子の駒の蹄跡と伝えられています。その傍には、昔駒つなぎの松がありました。
この木が妙なる異香を放っていたので、異香留我(いかるが)の地名がついたという話もあります。
檀特山の合戦 だんとくさんのかっせん
山名軍と赤松軍との戦いがありました。
狐塚 きつねづか
千年坊という古狐が村人に害を加えていましたが、徳道上人の徳力により感動岩の下敷きになり死んでしまいました。それを村人が葬った塚です。
籠り塚 こもりづか
徳道上人が若年の頃、専心修行した跡です。内部は8畳ほどあります。
感動岩伝説 かんどういわでんせつ
徳道上人の偉業に感じて自然に動いたという奇瑞(きずい)をたたえて名付けられました。