黒岡神社(黒岡神社古墳)
黒岡神社(くろおかじんじゃ)
天平宝字8年(764)、突如として攻め込んできた新羅の軍船に驚いた朝廷は、鉄の的をも射通すという藤原貞国に「的(いくは)」の姓を与え、征討大将軍に任じ新羅の大軍を討伐させました。
貞国は折柄の大風に乗じて出陣し、敵将の首を取りました。貞国はこの偉功により播磨西五郡を賜り、的姓を名乗って太田郷楯鼓原(たこはら)に住所を構え長くこの地に栄えたといわれています。後に貞国は黒岡明神として崇め祀られました。
また、黒岡神社には菅原道真も祀られています。道真が筑紫に向かう途中、広畑の高浜へ滞留、当社へ参詣したゆかりによるものです。
所在地
兵庫県揖保郡太子町太田917
電話番号
079-276-2251
黒岡神社古墳
黒岡神社境内にある古墳時代後期の代表的な古墳。直径約15mの円墳で、墳丘・石室ともに保存状態は良好です。右片袖横穴式石室内に石棺が残されているのも貴重です。
地図情報
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