歴史探検隊「檀特山から町をながめてみよう」が開催されました
6月10日(土曜日)、歴史資料館主催の歴史探検隊「檀特山から町をながめてみよう」が開催されました。
まず、歴史資料館から東南の天満宮や鵤荘ぼう示石などの文化財を巡って檀特山へ。姫路市大谷口から登り、道中の横穴石室の古墳などを探検しました。
参加者の皆さんは汗だくになりながら足を進め、頂上に到着したあとは登りきった達成感から笑顔にあふれ、友だち同士や親子で学校や自分の家を探してみるなど、山頂からの景色を楽しみました。
山頂では、探検隊へ一緒に参加してくださっていた太子消防署員から檀特山の各所に設置されている防火樽(たる)の説明がありました。防火樽は、たばこの不始末などの火が草木に燃え移った際に、樽の中の水で初期消火をするため、山の中に設置されています。参加者の皆さんからは、このような防火樽のことは知らなかったという声も聞かれ、説明を興味深そうに聞いていました。
今回の歴史探検を通して、参加者の皆さんにとって町内の身近な山の檀特山には、豊かな自然や文化財のほか、それらを山火事の被害から守るために様々な工夫があることを知るよい機会となったのではないでしょうか。