斑鳩寺の文化財
三重塔(国指定重要文化財)
永禄8年(1565年)に再建され、露盤には龍野城主赤松下野守政秀が天下泰平を祈願して発願したという銘文が刻まれています。斑鳩寺伽藍のうち、天文10年の焼失後、再建されたままの状態で現存する唯一の建造物です。
講堂
本尊に釈迦如来像・薬師如来像・如意輪観音像の三尊を奉ります。弘治2年(1556年)に再建され、明和2年(1765年)~明和6年(1769年)に再修造されました。
聖徳殿前殿
聖徳太子十六歳孝養像を安置する伽藍。天文10年(1541年)の全焼後、まず一番に再建されました。江戸時代から寛文5年(1665年)に再築され、また、明治43年(1910年)から大正5年(1916年)にかけて、背面に法隆寺夢殿を模した奥殿(八角二重円堂)・中殿が増築されました。
木造日光菩薩立像(国指定重要文化財)
木造月光菩薩立像(国指定重要文化財)
両像は、天文10年(1541年)の焼失後に、本尊の薬師如来像とともに鵤荘北方の楽々山円勝寺から斑鳩寺に移されました。寄木造りで、目鼻立ちの優れた端正な相貌と、腰をわずかに左右にひねったやや細めの軽快な肉体表現など、写実的な美しい姿態にまとめあげられています。鎌倉時代後期の典型的な作例です。
木造日光菩薩立像
木造月光菩薩立像
木造十二神将立像
木造釈迦如来坐像(国指定重要文化財)
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