アクティブシニアに増加するインターネットトラブル(平成29年11月号)

通信端末やインターネットを使い、積極的に消費活動を行う「アクティブシニア」の増加により、60歳以上の人から寄せられる相談内容に変化が見られます。特に、アダルトサイト等のデジタルコンテンツや、光ファイバー、携帯電話サービスなど、情報通信関連の相談が増加しています。

事例

  1. アダルトサイトの利用料金を請求され、慌ててネット検索で見つけた探偵業者と契約をしてしまった。
  2. 突然パソコン画面に警告と連絡先が表示され、問い合わせたところ、高額なセキュリティソフトをインストールさせられた。
  3. 知らない間に、光回線の契約先が聞いたことの無い事業者に変更されていた。元に戻して欲しい。
  4. SNSに登録した途端、友達になりたいという人からメッセージが頻繁に届くようになった。もっと気軽に連絡を取りたいと誘われ、出会い系サイトに登録してしまった。

アドバイス

情報通信関連のトラブルを恐れて、必要以上にネット利用を不安に思うことはありません。利用方法やトラブル対処法について積極的に情報収集を行いましょう。安易な個人情報の入力は避け、パスワード管理などセキュリティー対策に気をつけることが大切です。利用する際に「おかしいな」と感じたら、一人で判断せず、周囲に相談してください。また、周囲の方は、シニアの方の消費生活や通信利用状況には大きな個人差があることに留意し、生活の様子や言動、態度などの変化に気づいたら、声かけを行いましょう。 トラブルや被害に遭っていると分かったら、すぐに消費生活相談窓口へご相談ください。

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