故障のときの対処法
下水道が詰まっている箇所によって対処が異なります。ご家庭や工場、事業場には公共ますが設置されており、このますには便所や台所、風呂などの他、事業活動に伴って排水される汚水が集まって下水道本管に流れています。
太子町では、公共ますから道路下の下水道本管までは町が管理し、宅地側の排水設備(台所やトイレなどからの排水管)は個人管理となります。
公共ますが詰まったら
公共ます(ふたに町章と「ひまわり」が描かれています。)は、道路との境界から1メートル以内の私有地に設置されている下水道本管との接続用のますをいいます。
このますは町が管理していますので、詰まりが生じましたら上下水道事業所へ連絡してください。
ただし、「ます」の詰まりの原因は、本来下水道に流してはならない紙おむつやごみの詰まりが多く見受けられますので、各家庭で月に1回は、ますのふたを開けて点検を行い、ごみなどの詰まりがあった場合はしゃくなどで取り除くなどの清掃をお願いします。
公共ますの蓋が割れたら
公共ますの蓋は町が管理していますので、破損した場合は上下水道事業所へ連絡してください。町が蓋の取替えを行います。なお、「ます」の割れは、大型車両等の過重が原因と考えられますので、ご注意ください。
排水設備内の「ます」などが詰まったら
ご家庭や工場、事業場の便所や台所、風呂などから排水される汚水を、公共ますへ接続するまでの排水管・ますが詰まったり破損したときは、皆さんの費用負担で施工業者又はお近くの町公認排水設備業者へ連絡して清掃・修理を行っていただくことになります。
また、排水設備業者に修理を依頼される場合には、事前に金額を確認されることをお勧めします。
水洗トイレが詰まって流れないとき
たいていのつまりは、市販されている「ラバーカップ」でなおります。1つ備えておくようにしましょう。それでもなおらないときは、みなさんの家庭の工事を行った「排水設備工事公認業者」にご連絡ください。
水洗トイレの水が止まらないとき
トイレを使用したあと水が止まらなかったり、便器がいつもちょろちょろと水が流れている場合には、タンクに給水する管についている「止水せん」をドライバーで締めて水を止めてください。タンク内のくさりがからんだり、はずれたり、またパッキンやフロート弁が古くなっていたら直しましょう。修理が必要なときは、公認業者に依頼しましょう。
便器が詰まったとき
排水の穴を全部ふさぐ形にカップを押しつけ、勢いよく手前にひくこと。