非常用持出品と備蓄品
これまでは、阪神・淡路大震災を教訓に、『家庭内備蓄については、各自3日分を用意するよう心掛けてください。』とされていましたが、東日本大震災を踏まえた国の中央防災会議・南海トラフ巨大地震対策の最終報告では、『水や食糧など
1週間分以上を家庭で備蓄する』となりました。
非常用持出品リスト
非常持出袋(リュックサックなど)に入れておき、いつでも持ち出せる場所に備えておきましょう。
とっさに持って逃げる物(第1次持出品)
とっさに持って逃げる物(第1次持出品)
貴重品
貴重品
- 現金(5万円程度) お札と小銭を分けて(小銭は種類別に分けて空のフィルムケースに入れておくと便利です。)準備しておく。
- 預金通帳、印鑑、各種証書、免許証、健康保険証など
連絡メモ
連絡メモ
- 個人情報カード(自分の住所、家族の連絡先を書いたもの)
- アドレス帳(知人に連絡を取る場合のため)
- 家の合鍵(普段から家族全員が持っておくようにしましょう)
非常食品
非常食品
- 食糧(アルファ米、チョコレート、ビスケット、缶切り不要の缶詰など)
- 飲料水(500cc程度のペットボトル)
救急医薬品
救急医薬品
- 消毒液、常備薬、お薬手帳など(消毒や傷の手当ぐらいはできるようにしましょう)
- マスクや消毒液など(新型コロナ等の感染症対策をしましょう)
衣類
衣類
- 下着、ジャンバーなどの上着
- レインコート(雨傘よりも持ち運びに便利)
- 軍手、手袋
生活用品
生活用品
- 洗面用具
- スポーツタオル
- ポリ袋
- ティッシュペーパー
- 筆記用具
その他
その他
- 懐中電灯、予備の電池(年に一度は電池のチェックを忘れずにしましょう)
- 携帯ラジオ(正確な情報収集が大切です)
- ろうそく、ライター
- ヘルメット(防災頭巾)
注意事項
- 非常用持出品はリュックサックにまとめ、両手が自由に使えるようにしましょう。
- 荷物の量は、男性15キログラム、女性10キログラムが目安です。
- 避難時には、運動靴(厚底靴)を履き、動きやすくしましょう。
避難生活時のために備えておく物(第2次持出品)
すぐ持ち出せるように、1週間分を用意しておきましょう。 【1週間のサバイバル】
- 食糧(アルファ米、レトルト食品、乾パンなど)
- 菓子類
- 飲料水(大人1人あたり1日3リットルが目安)
- カセットコンロ(予備のガスボンベも)
- 衣類(下着、セーターなど)
- 毛布または寝袋
- 鍋、やかん
- 割り箸
- キッチン用ラップ(汚れた皿などにかぶせて使用。また、止血にも使えます。)
- 布製ガムテープ(荷物の整理やガラスの補修など)
- ごみ袋
- 簡易トイレ(携帯トイレ)
- ダンボール、新聞紙
- ブルーシート(敷物、雨よけ用)
- 折畳みポリタンク
必要に応じて、紙おむつ、粉ミルク、生理用品なども準備しておきましょう。