蚊媒介感染症(ジカ熱・デング熱)に対する予防・対策をしましょう
なぜ対策が必要?
ジカ熱やデング熱は蚊を介して感染します。
原因となるウイルスは、感染した人の血を吸った蚊(日本ではヒトスジシマカ)の体内で増え、その蚊がまた他の人の血を吸うときにウイルスを移し、感染を広げていきます。
ジカ熱やデング熱に感染するとどうなる?
感染してもすべての人に症状が出るわけではありませんが、発熱や関節の痛み、発疹が出るといった症状が1週間ほど出ます。
また、ジカ熱は妊婦が感染すると小頭症などの先天性障害をもった子どもが生まれたり、デング熱では出血を伴うデング出血熱となり重症化することがあります。
ジカ熱・デング熱を予防しよう
- やぶなどの蚊がいそうな場所に行くときは、肌を露出せず、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないように注意しましょう。
- ジカ熱やデング熱の流行地に渡航する場合は、現地で蚊に刺されないように注意しましょう。
ヒトスジシマカの発生源をなくしましょう
- 蚊の発生を減らすために、定期的に幼虫が発生しそうな周辺の水たまりの除去・清掃をしましょう。(例:植木鉢の皿、雨除けのブルーシートや古タイヤに溜まった水たまり、雨ざらしの用具、屋外に放置された空きビン・缶・ペットボトル・詰まった排水溝)
- 風通しの悪いやぶや草むらの草を刈るなど、成虫が潜む場所をなくしましょう。