訪問買取りの利用はよく考えてから(平成27年5月号)

本来の訪問目的を隠し、消費者宅を訪問して半ば強引に貴金属を安価な値段で買取る訪問買取業者への相談が多数寄せられています。

事例

「何か不要なものはないか」と業者から電話がかかってきた。ちょうど着物や洋服を処分したいと思っていたので、業者に訪問してもらった。リサイクル店を開店するので時計や指輪、ネックレスも買取りたいと強引に言われ、仕方なく思い出の指輪3個とネックレス2本を見せてしまい、総額2千円で買取られてしまった。取り戻したい。

訪問買取の手口

  • 突然訪問した業者が、貴金属や着物などを売ってほしいと強引に勧誘し、消費者は断りきれずに売却してしまう。
  • 品物を引渡した後、返品してほしいと思っても、購入業者の連絡先がわからない。連絡先がわかっていても、「もう転売した」「加工してしまった」と言われ、取り戻すことが困難になる。

平成25年2月より、特定商取引に関する法律が改正され「訪問購入」が追加されました

原則全ての商品が対象

四輪自動車、家電、家具、CDなど一部対象外

不招請勧誘の禁止

訪問買取り業者は、消費者から依頼がない限り、自宅を訪問してはいけません。また、消費者が要求したこと以外の勧誘も禁止されています。

再勧誘の禁止

一度勧誘を断った消費者に、再度業者が勧誘することは禁止されています。

クーリング・オフ

  • 業者から契約書面を受け取った日を含めて8日間はクーリング・オフできます。契約書面を受け取っていない場合は、8日を過ぎてもクーリング・オフの主張が可能です。
  • クーリング・オフ期間中は、品物を手元に置いておくことが可能です。
  • クーリング・オフ期間中に品物を第三者に転売されても、所有権を主張することができます。ただし、クーリング・オフ期間中に転売されていたことを知らずに購入した第三者には、所有権を主張することができません。

アドバイス

  • 査定だけをお願いするつもりでも、断りきれないことがあります。買取を依頼するつもりがない場合は、品物を見せず、きっぱりと断りましょう。
  • 古物商は、取引の相手方に出向いて取引する際に「古物商許可証」を携帯しなければなりません。許可書の提示を求めましょう。
  • 事前に買取り価格の相場を調べておきましょう。
  • 一度引き渡してしまった品物を取り戻すのは困難です。引き渡す前にじっくりと取引内容を確認し、クーリング・オフ期間を有効に活用しましょう。
  • 消費者が業者に訪問の依頼をし、消費者の要求したことについて行った取引は、クーリング・オフできないので注意してください。

消費生活相談窓口

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