広がる”サクラサイト商法”の被害(平成27年8月号)

サイト業者に雇われた“サクラ”が、異性や芸能人などになりすまし、消費者の気持ちを悪用して、ポイント購入によるメール交換等の有料サービスに勧誘する手口を“サクラサイト商法”といいます。近年ではスマートフォンの普及に伴い、無料コミュニケーションアプリを利用した勧誘など、新たな手口も増えています。

事例

内職サイト型

副収入を得たいと思い、内職サイトに登録した。人の悩みを聞いてアドバイスすることで、報酬がもらえるという仕事を紹介された。メール相手から「話を聞いてくれたので、10万円を渡したい。銀行の口座番号を教えてほしい」と言われて教えたが、「文字化けして読めない」と言われた。文字化けをなくすためのシステム費用として、2万円をサイトに支払った。その後も、個人情報の漏洩を防ぐシステム費用など、いろいろな名目で請求され、総額7万円を支払ったが、報酬をもらう前に相手と連絡が取れなくなった。

出会い系型

知らない人からのメールで出会い系サイトに誘導された。せっかくなので、無料ポイント分だけ利用しようと思い返信した。やりとりを続けるうちに相手と会う約束をしたが、メールをやりとりするポイントがなくなり、仕方なく購入した。その後もメールを続けたが、相手とは会えず連絡がとれなくなった。

占いサイト型

占いサイトの無料診断に生年月日を入力すると、すぐに占い師から「今が人生の転換期です」という返信がきた。メールを見るのは無料だが、質問をするときはポイントを購入しなければならなかった。質問を送るとすぐに返信が来たが、思わせぶりな言葉だけではっきりとしたアドバイスはなかった。他の占い師からも「今が大切な時期です。チャンスを逃さないで」といったメールが次々くるので、他の占い師にも質問をしたが、誰からも具体的なアドバイスは得られなかった。

アドバイス

メールの相手がサクラかどうか確認することは、非常に困難です。連絡をとり続けるうちに夢中になり、気付かないうちに高額な費用を支払ってしまいがちです。知らない人と連絡をとることは避けましょう。また、一度支払ってしまったお金は簡単に取り戻せません。支払う前にゆっくりと考える時間を持ち、不安に感じることがあれば、消費生活相談窓口をご利用ください。

 

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